日本マクドナルドは2012年1月から、60歳定年制を復活する。同社は年功序列の人事・賃金制度の廃止など、成果主義の人事体系を目指しており、その一環として06年に定年制を廃止していた。
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>経験豊かなベテラン社員が自身の成果をあげることを優先してしまい、若手社員の育成が疎かになってしまったという。ベテラン社員のもつノウハウなどの若手社員への伝承がうまく進まなかったと反省している。当たり前。歳とれば残業も長時間労働もきつくなるし、成果評価じゃ年齢に応じた成果が期待される。若い奴と同じ成果じゃ格下げが待っているんだよ。だったら自分で技術やノウハウを抱え込み、若い奴は何時までも使えないままにしておいた方が良い。これはいち早く成果主義を取り入れた企業全部に言えること。成果主義は経営者には短期的には人件費削減のメリットをもたらすが、労働者と企業の活力を奪う。まるで中国人のような行動に見えるだろ?本来日本人が最も嫌う行為を強要しているのが成果主義だ。
日本人は、基本的に良い意味でも悪い意味でも人任せ主義だから、個人主義の良さが生きる欧米のような人事制度は、うまく機能しない。
成果主義自体は間違ってはいないと思うけどコストダウン優先という履き違えたのが日本には多いからねえ
仕事へのモチベーションは役職ではなくて、金だって事を企業は考えなきゃ。役職なんて、責任だけが増える。貰える金も少ない中間管理職なんて誰得なんだって思うよ。結果、優秀な人材は学生時代のバイトや転職の合間で見極め、辞める。生真面目さだけが取り柄の人間が残り、サビ残あってもこなすがなにか決定打に欠けてるように感じる。成果主義に見合ったものがなければ、人は見限ることを考えるべきだと思う。
成果主義にすると利己主義に走るって分かり切ってるじゃんかよwwww そりゃベテランも若手の指導なんかしなくなるよ。そんなことして下手したら自分がリストラされるんだからさ。それと、成果主義は「正当・公平な評価」が前提にあって初めて実現できるもので、日本マクドナルドはそういう評価の仕組みがあったのだろうか? 評価項目の設定だってすっげぇ難しいぞ。
店員は使い捨て賃金のバイトやパートばかり。現場の責任を店長一人に押し付けるやり方では、人材育成も何も無いかと。無理なコストカットで劣悪な労働をさせてたツケは、必ず会社側に回ってくる。正に現在の不景気の縮図。
成果主義で成功した企業ってあるのでしょうか。ナムコや富士通など、成果主義導入で大失敗した企業は知ってますが成功した大企業はないように思います。大企業病という深刻な問題もありますが、成果主義はその解にはならないと思います。また、高ストレス社会になるので、私はあまり好きではありません。結局のところ、成果主義って、社内で権限を持った人間の判断力の無さ、決断力の無さ、責任感の無さを隠蔽するため、現場に責任を押し付けているだけのように思います。未だに旧日本型経営、として年功序列制度は非難される向きがあるが敗戦でボロボロになったのに、瞬く間に世界第二位の国家へと戦前よりも強大になって復活を遂げたという事実は考慮すべきであって、その原動力についてちゃんと考えて日本人にあった方法で制度を考える必要があると思います。